弦交換のよくある疑問として「1本だけ弦が切れた場合の対処」があります。
例えばよく弦が切れてしまう人の場合、1本の弦が切れただけで毎回すべての弦を張り替えていたら大変ですし、お金ももったいないですよね。
なので1本だけ弦が切れたり傷んでしまったときは、次のような基準で弦を交換してみましょう。
※この記事は以前「ギター弦交換の方法 |きれいに張り替えるコツと注意点とは」で掲載していた内容です。
1〜2ヶ月くらい使った弦の場合
これくらいの期間張られていた弦は、たとえ切れていなくてもテンション(張力)や音質、錆びなどの面で傷んできていることが多いです。
この場合は切れた1本だけ弦を交換してもまたすぐに別の弦が切れてしまったり、弦によって音に大きなばらつきが出たりしてしまうので、すべての弦を張り替えてしまいましょう。
交換してすぐの弦が切れた場合
例えば弦を全て張り替えて1週間もしないうちに弦が切れてしまった場合。
この場合は他の弦はあまり傷んでいないことが多いので、切れた1本だけを交換すると時間もお金も節約できます。
もちろん、新しい弦と古い弦で多少は音質が変わってしまいますが、気になるほど大きな差にはならないはずです。
弦代節約のために知って欲しい「バラ弦」

弦がすぐに切れてしまうという方は、よりによって「同じ弦ばかり」切れてしまうことが多いと思います。
こうなると困るのが、替え弦の減り方が大きく偏ってしまうこと。
例えば1弦ばかりすぐ切れてしまうという人は、毎回6本セットの弦を買っていてはお金がもったいないですよね。
しかもそれでは2〜5弦ばかり、大量のスペアが出来てしまいます。
なので、こんな場合には「バラ弦」と呼ばれる1弦だけ、3弦だけ、のように1本単位で売られている弦を買うのがおすすめです。
6本のセット弦より少し割高ですが、とくにギター初心者の方にとっては大きな節約になるはず。
バラ弦は大抵の楽器屋さんで扱っていて、値段は弦によって70円〜200円程度です。
弦が切れてしまう原因に悩んでいる方は良ければ「ギターの弦が切れる原因と対策のすべて」という記事を参考にしてみて下さい。
基本的な弦交換の方法については「ギター弦交換の方法 |きれいに張り替えるコツと注意点とは」の方へどうぞ。