2020年5月24日

ギターコードの押さえ方 |音を綺麗に鳴らす練習をしてみよう

ギターのコード弾きを練習してるけど音がきれいに鳴らない、押さえ方があまり分からない。

これって本当によくある悩みだと思います。
せっかく始めたギターで思うような音が出ないともどかしいですよね。

ギターコードの指の位置を教えてくれるコードダイアグラムも「その押さえ方」までは教えてくれません。
そこで今回はギターコードの読み方のおさらいから始めて、ギターコードの押さえ方とコツ、その練習方法までを一緒に見ていきましょう。


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1.コードの押さえ方(基本のおさらい)



ギターコードの押さえ方は上の写真のような「コードダイアグラム」と呼ばれる図を使って表されます。


コードダイアグラムはギターの指板や弦を簡単に表したもので、数字や丸・バツなどの印を使ってどの場所を押さえれば良いのかを表しているんでしたね。

この図の見方については前回の「ギターコードの基本と読み方 |初心者・入門編」という記事で1から詳しく説明しているので、初めての方は良ければ合わせて読んでみてください。
「コードを押さえるときどの指を使えばいいか」などもその記事の中で解説しています。

2.コードを押さえるコツは4つ

コードによって多少の違いはあるものの、コードを押さえる時のコツは「フレットの端を押さえる」「指を立てる」「手首を楽に使う」「ミュートをする」の4つです。

それぞれどんな意味なのか少し丁寧に説明しますね。

2-1 フレットの右端を押さえる



まず、ギターの左手の1番基本とも言えるのが「フレットの1番右端(ボディ側)を押さえる」こと。


フレットの近くを押さえることで押弦に使う力が少なくてすみますし、より正確な音程で演奏できます。
これはフレットの近くを押さえるほど弦をたわませる距離が短くてすむからですね。


初めのうちは①のように指同士が引き寄せあうような押さえ方になりがちですが、頑張って②のようにフレット近くを狙って押さえるようにしてみましょう。
これは同時に「指をしっかり開く練習」にもなるので一石二鳥ですよ。

2-2 指を立てて押さえる



次に意識して欲しいのが「指先を指板に立てるようにして押さえる」ということ。

主な目的は寝そべった指が他の弦の音を止めてしまわないようにすることなんですが、指に力が入りやすいというのも大きなメリットです。


例えばCのコードを押さえたときに①では指が寝ていて隣の弦にも触れてしまっていますよね。
すると本当はしっかり鳴らしたい1弦や3弦、4弦の音は指に邪魔されて曇ってしまいます。

一方、②は指がしっかり起きているので指はそれぞれ1本の弦にしか触れていませんね。
これなら他の弦を邪魔せずに綺麗な音がならせます。

コードをジャラーンと弾いたつもりがすぐに音が止まってしまったり、なんだか詰まったような印象の音になるのは指が寝てしまっていることが原因の場合が多いです。
なのでコードを押さえるときには指が「押さえたい弦以外に触れないように」しっかりと指先を立てるようにしましょう。

2-3 手首を柔軟に使う

コードの中でもとくにバレーコードのような難しいコードでは必須になるのが「手首を柔らかく使う」こと。

初めてコードを押さえるときには無意識に「手首を固定して」握力と指の力で押さえようとしてしまいますが、これは実は無茶な話なんです。


例えばギターを弾くときってどうしても少し手首を内側に曲げたような体勢になりやすいですよね。
ところが、人の手首は内側に曲がっているほど指の先に上手く力が入らなくなってしまいます。


これは手首の向きを変えながら何かペットボトルなどをぎゅっと握ってみるとよく分かりますよ。

つまり、無理に今の姿勢を保ったままでギターを弾く必要はなく、少し腕や肩を前に出して「指先まで力が入りやすい状態」にしてやることも大切だということ。
写真は極端な例ですが指の力が足りないように感じた時には一度この話を思い出してみてくださいね。

2-4 ミュートをしっかりする

最後に、今までとは別段階のステップとして求められるのがしっかりとした「ミュート(消音)」です。

コードの読み方編でも少しお話ししましたがミュートというのは指で軽く触れて「鳴らしたくない弦の音を止める技術」のこと。
コードダイアグラムの左端にバツ印のある弦はミュートすれば良いんでしたね。


こんな風にべったりと弦に触れて全ての音を止めてしまうこともミュートのうちですが、コードで使うミュートでは指先で狙った弦だけに触れて音を止めます。


ミュートには状況によって色々な指を使いますが、例えばC、D、Amなどのオープンコードでは親指、B、Bmなどのバレーコードでは人差し指の先を使うことが多いです。

ギターコードの基本中の基本として扱われることも多いミュートですが、少しだけ応用的な技だと思っておきましょう。

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親指の位置と握り方

ギターの親指のポジションには①のようにネックを握りこむロックスタイルと、②のようにネックの裏に指を添えるクラシックスタイルの2つがあります。

クラシックやロックという名前がついていますが「そのジャンルで使え」という意味は全くなく、今さっきお話ししたような「親指を使ったミュート」が必要な場合にはロックスタイル、Fなどのバレーコードや親指ミュートが必要ない場面ではクラシックスタイル、などのように使い分けると良いでしょう。

クラシックスタイルは指を動かしやすいですがその分少し不安定で、ロックスタイルは親指が使えて安定感もありますが指先まで固定されてしまいます。

どちらが優れているというものではないので、押さえにくいコードと出会ったときには親指の位置や手首の角度を色々と動かしながら練習してみてくださいね。

3.どんな練習をすればいいの?

さて、次はいよいよ実際に好きな曲でコードの練習をしていくわけですが、この時のポイントは「初めから一度に全部を意識しようとしない」こと。

例えば、

①なるべくで良いのでフレットの端を押さえてみる。
②そのまま指を立てるようにして1本ずつゆっくり弦を弾いてみる。
③鳴っていない弦を見つけたらまた押さえ方を見直してみる。

などのようにステップを分けて1つ1つ丁寧にすすめていきます。
カッコいいギター演奏のイメージからするとどうしても地味に感じますが、ゆっくり自分のペースで良いのでそんな練習もしてみてください。


もし頑張ってもうまく音がならないときは気分転換に指のストレッチをしてみましょう。
手をぎゅっと握って大きく開いてを数回繰り返したり、足の柔軟体操のように指の間をぐーっと広げてみたり(痛くない程度)するのがおすすめです。

だんだん慣れて指が開くようになってくると今までは「指を開くために必要だった力」が要らなくなるので、押さえることに集中してずっと楽に練習出来るようになってきます。
気が向いたらお風呂上がりなどにこの指の体操を少しずつしてみるのも良いかもしれませんね。

これから徐々にFなどの難しいコードやコードチェンジなども練習していくわけですが、焦らずゆっくり進みましょう。
コードについてはまたもう少し踏み込んだ練習方法なども記事にしていければと思っていますのでお楽しみに。


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