2020年3月9日

新型コロナウイルスとライブハウスについて |詳細と現状の解説

音楽をしていてもそうでなくても、ここのところ嫌でも目に入ってくるのがライブハウスと新型コロナウイルスについてのニュースです。

そしてSNSであるTwitterなどはライブハウス経営者、政治家、バンドマン、音楽好き、その他いろんな意見を持った方々の情報発信で溢れ、対立し、もはや何が本当なのかすら分からないような状態が続いています。

今回は様々な情報の飛び交うコロナウイルスとライブハウスについて、より正確で公平な事実を追いかけました。


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1.今回扱う情報源について

はじめに、この記事で扱う情報源について明確にしておきます。

まず、今回の新型コロナウイルスの特徴や感染者数、その傾向については公営機関と大手報道機関の情報のみを事実として扱い、必要に応じて引用します。
これは不必要なデマを流さないためです。

ただし、もしもメディアの誇張表現に気がついた場合には適宜指摘します。
これもなるべく中立的な立場として正確な情報を届けるためです。

次に、個人のライブハウス運営者、バンドマン、そのお客さん、政治家、ライブハウス反対派の方々の意見や実際の活動状況などについては、「既に大手メディアや公的機関によって実名報道がされている場合」を除いて一切名前は出しませんし引用もしません。
これは炎上という言葉の身近な昨今のSNSやインターネットにおいて余計な混乱を避け、迷惑をかけないようにするためです。

ただし、意見自体や活動内容などについては出来る限り幅広く拾うようにしてなるべく正確に反映させます。

2.ライブハウスとコロナウイルスの問題

新型コロナウイルスについては日々色々な報道がされていますが、最近では「ライブハウス」という場所で感染が広まっているという情報を目にすることが増えてきましたね。

そしてこのライブハウスとコロナウイルスを巡ってツイッターなどを始めとするSNSでは大きく2つの対立的な構図をよく見かけるようになりました。
1つは「ライブハウスでコロナ感染者が出たと報じるメディア」と「ライブハウスだけが名指しにされているように思えて納得がいかない人々」の間の対立。
もう1つは「報道を見て音楽関係者を悪者扱いする人々」と「音楽施設を利用する人々」の対立です。

さて、では実際の状況はどうなっているのでしょうか。
この2つの問題を正確に理解するには順を追っていくつか必要な情報があります。
それは①コロナウイルスの特徴、②コロナウイルスの感染者数と状況、③メディアの報道している内容、④ライブハウスという場所について、の4つです。

まずこれを知らないことにはそもそも意見の交換をする以前に、話の前提になる知識が食い違ってしまいます。
そして、その中でもさらに断片的な情報やイメージだけを元にして「私はこう思う!」を色々な人が発信してしまうとSNSや会話の中で飛び交う情報はさらに混沌としてしまうでしょう。

なので、今回ははじめに事実としての情報を順番に整理していきます。

3.新型コロナウイルスとは

今更ですが改めて新型コロナウイルスとは一体どんなウイルスでどんな状況下で感染するものなのでしょうか。

こちらも色々な情報が出回ってしまっているので簡単に整理しておきましょう。

3-1 コロナウイルスと新型コロナウイルス

コロナウイルスとはごく日常的に蔓延している「風邪」ウイルスの一種。

ただし過去のSARS-CoVなどのように重症化しやすいものもあり、今回の新型コロナウイルス(COVID-19)も症状が重症化する場合があります。
新型コロナウイルスの症状がある方の約80%は軽症で、14%が重症、6%が重篤ですが、若年層は重症化する割合が非常に低いです。
新型であるためまだワクチンや特効薬はありません。

潜伏期間(感染していても症状が出ない期間)は1〜12.5日(多くは5〜6日)とされています。

参照:NIID国立感染症研究所-ヒトに感染するコロナウイルス
参照:厚生労働省-新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
参照:厚生労働省-新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)

3-2 感染力と感染する条件

新型コロナウイルスは空気感染ではなく飛沫感染と接触感染でうつると言われています。
また感染した方の80%は人にうつしていないということがわかっています。

ただし若者の症状が軽症である場合が多いことから感染経路は謎であり、中高年への感染を広げていると考えられます。

こまめに手を洗うこと、なるべく人混みを避けることが感染を予防するために大切です。
マスクは室内では多少の感染予防効果が認められますが屋外での予防効果は薄いとされています。
咳エチケットやマスクは自身の感染予防よりも他人にうつさないための予防に大きな効力を発揮します。

参照:厚生労働省-新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
参照:厚生労働省-新型コロナウイルス を防ぐには
参照:厚生労働省-新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)

4.新型コロナウイルスの感染状況(3/8時点)

それでは次に国や都道府県、各市町村などによって正式に示されている新型コロナウイルスの感染状況を見ていきましょう。

※一部新聞社のウェブメディアによるデータを含みます。(出典記載)

4-1 感染者数

(令和2年3月8日12時時点)

合計感染者数:455例
患者数:409例
無症状病原体保有者数:46例

クルーズ船合計感染者数:696人
クルーズ船患者数:286人
クルーズ船無症状病原体保有者:410人
参照:厚生労働省-新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(3月8日12時時点版)

国内感染者数とクルーズ船感染者数は別枠で扱われています。
合計感染者数は「PCR検査」と呼ばれる新型コロナウイルスの検査で陽性が出た人の人数。
患者数はその中で実際に症状がある方の人数、無症状病原体保有者数は「症状はないのに陽性である」方の人数です。

4-2 感染源の内訳

(令和2年3月8日12時時点)

国内事例:439例
チャーター便帰国者事例:15例
空港検疫:1例
参照:厚生労働省-新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(3月8日12時時点版)

国内事例は国内で感染があった方の人数、チャーター便帰国者事例は海外からの帰国後に感染が確認された方の人数、空港検疫は空港で発症し感染が確認された方の人数です。

4-3 ライブハウスでの感染状況

(令和2年3月7日時点)

大阪京橋ライブハウスArc:25例
Soap opera classics Umeda:27例
LIVE HOUSE Rumio:1例
americamura FANJ twice:2例

4ライブハウス合計感染者数:54例
参照:日本経済新聞-新型コロナ感染者、別の2ライブ会場も 大阪府が公表

それぞれ後に感染が発覚した方が滞在しており集団感染の可能性があるとして公表されているライブハウスです。
LIVE HOUSE Rumioでの1例が大阪京橋ライブハウスArcにも参加していたため合計数は54例としました。
なお、4つのライブハウスでの特定のイベント参加者については大阪府および大阪市からそれぞれ注意喚起がされています。

大阪府-新型コロナウイルス感染症について
大阪市-大阪京橋ライブハウスArc、Soap opera classics-Umeda、Live House Rumio、americamura FANJ twiceのご利用者はご確認ください。

2月に上記のライブハウスを利用された方はどちらかのホームページより内容を確認して適切な行動をして下さい。

参考:大阪府の感染状況

(令和2年3月8日21時時点)

大阪府内の感染者数:55例
参照:大阪府-新型コロナウイルス感染症患者(42例目から55例目)の発生について

大阪府の中で新型コロナウイルスに感染した方の人数です。
ライブハウスでの感染者数との参考比較情報として掲載します。

5.新型コロナウイルスと報道

では、以上のような感染状況の中で各メディアは新型コロナウイルスについてどんな記事を書いているのでしょうか。
知名度のある報道機関の中より朝日新聞、日本経済新聞、毎日新聞、NHK NEWS WEB、Yahoo!ニュースの5つについて見てみましょう。

それぞれ(令和2年3月8日23時時点)でのコロナウイルスに関する最新5記事のタイトルリンクを掲載します。

※これは日に何十何百と更新されるコロナウイルスについてのニュースのごく一部が偶然抜粋されたものだということをご了承ください。
※()内の数字はライブハウス関連の記事本数

メディア別最新5記事(3/8時点) | タップで開閉
朝日新聞(0)新型肺炎で「応援自粛」の名古屋ウィメンズ、沿道は?
韓国で深刻なマスク不足 薬局での購入、週に2枚までに
感染広がる米国、弾薬の売上急増「最悪のケースに備え」
大阪府、新たに14人の感染確認 20~60代の男女
名古屋で新たに10人感染 愛知県内の感染者計80人に
日本経済新聞(0)「60億円が消える」 試合延期や無観客、経営直撃
日本国債買越額、海外勢が急拡大 2月は12年半ぶり高水準
風前の景気「回復」 生産や小売り、9指標で停滞鮮明
危機対応融資発動へ 新型コロナ対策で政府 大企業や中堅支援
新型コロナ死者3097人、中国
毎日新聞(0)米大リーグ、高リスク地域からの訪問者の施設立ち入りを制限 新型コロナ
コロナの影響…パルマ対SPALを選手が一時ボイコット、75分遅れのキックオフに
新型コロナで暗い気分になってませんか? 菜の花で「小さな幸せ」届けます
バドミントン日本代表が4月下旬まで長期遠征 新型コロナの影響避ける
新型コロナ 日本政府「司令塔」不在で混乱 政権看板の「危機管理」で痛手
NHK NEWS WEB(2)大相撲 春場所 前売りチケットの払戻しは15日から
新型ウイルス 国内感染者は計480人に(クルーズ船など除く)
大阪 新たに14人感染確認 10人はライブハウス訪れる
名古屋市で新たに10人感染 愛知県内の感染確認 80人に(記事内にライブハウスの記載あり)
新型コロナウイルス 兵庫 伊丹の80代男性が重症
Yahoo!ニュース(1)大阪のライブハウスでの感染者も 名古屋で新たに10人の感染確認 新型コロナウイルス
トップリーグ、さらに延期検討 ラグビー
第4子妊娠中のhitomi 休校、休園で「ご飯作りが大変」
コロナの影響…パルマ対SPALを選手が一時ボイコット、75分遅れのキックオフに
韓国で深刻なマスク不足 薬局での購入、週に2枚までに

6.ライブハウスという場所

では、巷で槍玉にあげられている「ライブハウス」とは一体どんな場所なのでしょうか。

インディーズや駆け出しアーティストのライブ演奏を見たことがない方の中にはライブハウスと聞くと「人が多い」「熱量があり盛り上がっている」「若者が多い」「立ち見」「なんとなくだらしない」といったイメージを持つ方も多いと思います。
もしくは有名なプロの大ホールでのライブコンサートを想像する人もいるかもしれません。

もちろん、そういったイメージのライブも存在するのですが、実際に「ライブハウス」や「箱」と呼ばれる場所で行われているライブは全く違ったものも沢山あります。
例えば、「ごく普通の喫茶店に小さなステージがあるだけの小さなライブハウスで、今日の出演者はまだ無名のアーティスト、お客さんは音楽友達や中年世代の方々が中心でガラガラの店内の席に座って静かに見ている。」なんていう状況は全く珍しくもないです。

むしろ、一億総芸術家と呼ばれて星の数ほど音楽をしている人がいる今の時代、実際に行われているのはそんな「小さなライブ」が圧倒的に多いのが現状だと言えます。

6-1 ライブハウスとコンサートホール

まず1つの事実として知っておいて欲しいのが中〜小規模のライブハウスと大規模なコンサートホールでは衛生面での基準が違う場合があると言うこと。

法律のお話ですが、コンサートホールなどのように人々に音楽を聴いてもらうための施設は「興行場」という営業区分になります。
参照:厚生労働省-興行場法概要

一方で中〜小規模のライブバー、ライブ喫茶といった「ライブハウス」は定義が曖昧で、「飲食店」としての営業をしている場合が多いです。
「あくまでバーであって、ライブはお客様に楽しんでいただく余興」というスタイルだと確かに厚生労働省の興行場の基準を外れることになるので違法というわけではありません。
そして飲食店と興行場では会場の換気などに求められる基準が全く違い、興行場の方が細かく厳しい決まりがあります。
参照:弁護士ドットコム-ライブハウス、法律上は「飲食店」 1ドリンク制をめぐる誤解を弁護士が斬る

つまり、知って欲しいのは「ライブハウス」や「ライブ会場」というのがそもそもとても曖昧な言葉だということ。
コンサートホールと映画館は法律的には同じ興行場になります。

6-2 4つのライブハウスの共通点と集団感染が起こった理由

大変申し訳ないのですがこの項目には筆者田村の憶測が混ざります。

まず、確認できる範囲だけでも大阪京橋ライブハウスArc、Soap opera classics Umeda、LIVE HOUSE Rumio、americamura FANJ twiceの感染があったライブ全てに共通して出演したアーティストはいません。
サプライズ出演等あれば別ですがこれはイベント情報から確認した事実です。

強いて共通点を挙げるとすると「大阪市内である」「同時期の発生である」という二点であり、公表されている情報で言えば感染人数が20人を超えていたArcとSoap opera classics Umedaは参加者が100人近くとなる比較的規模の大きなライブを行なっていたということも共通点です。

ではなぜ4つものライブハウスで集団感染が起きたのでしょうか。

ここから推測が混ざりますが、近隣の地域でライブをするアーティストというのはとても横のつながりが強いことが多いです。
また、ライブを見るのが好きな方は地域に何人も応援しているアーティストさんがいることが多いです。

これを踏まえた上で、ライブハウスでの感染最初の日を見ると比較的コンセプトや関係者の近い100人規模のライブが同じ場所で2日連続で行われています。
つまり、はじめに似たグループの人たちの中で潜伏期間中の感染が広まってしまい、そこからお客さんの移動や親しい仲間の応援を通じてライブハウス界隈での「集団感染」にまで発展してしまったのではないか、というのが田村の思う今回の感染の経緯です。

「かもしれない」で物を言っても仕方がないのですが、お伝えしたいのは集団感染のキーワードは「ライブハウス」であるより前にただの「グループ行動」である可能性も十分に高いということです。

7.音楽関係者への批判や意見

さて、少し話がそれてしまいましたが概ね現状は伝わったでしょうか。
ここからは現在ライブハウスやアーティストさんなどを始めとする音楽関係者に寄せられている批評やメディアへの疑問などを1つ1つ見ていきましょう。

それぞれの意見にはなるべく中立の立場でコメントをつけていきます。

ライブハウスは全て営業を休止するべきだ

お気持ちはわかりますし、非常に正論だと思います。
実際にコロナ発生の比較的早い段階から活動を調整しているライブハウスもとても多いです。

音楽に限らず、国がイベントなどに「開催の必要性」を検討するよう呼びかけている以上、通常のライブは自粛の方向で進めたほうが良いのは間違いないでしょう。
ただし休止に伴う経済的な保証や助成がなければイベント業に携わる多くの方が経済的に困窮してしまう可能性が高いため、その対策を考える必要性はあると思われます。

報道されたライブハウスは感染発生当時の防疫策を示せ。していなかったのであれば批判されても仕方ない

もっと危機管理ができたはずで批判は甘んじて受けるべきであるという意見で、地震などでもよく見られる結果論だと思います。

まだ被害が浸透していない状況で、どんな広がり方になるのかの情報も少ないころにアンテナを張って予防するというのは難しいことです。
現に感染が発生していることは変わらない事実ですが、感染が発生したからどんどん責めてもいいというのはまた少し話が変わってくるのではないでしょうか。

この理屈を使ってしまうと侵入を防げなかった国も、当時中国でのニュースに対して危機感の薄かった国民も、自由に批判できるでしょう。

テレビ放送:「ライブハウスは絶対に安全とは言えない!」

おっしゃる通りです。ただ、批判を避けながら言葉の力を利用した誇張を感じます。
人々が交流し、絶対に感染しないと言える場所はあるのでしょうか。

具合悪いのにライブ行った人が悪くない?

一般的な風邪や今回の新型コロナウイルスには潜伏期間と呼ばれる無症状期間があります。
その間も菌は保有していますし感染も広がってしまうため、本人に自覚がなかった場合も考えられます。

また最後まで症状が出ない人やごく軽症で終わる若者もいて、そういった人が感染を広めている可能性が示唆されています。

楽器屋なんて行くな、道を歩くな、コロナがうつる

相手の権利を無視した上で、音楽関係者が全員感染しているかのような風評的発言です。

ここまで極端な認識の方もいるということに驚き取り上げました。

政府はクルーズ船などの批判をライブハウスに向けたいだけなのでは

クルーズ船での感染者数が圧倒的に多いのは事実ですが、その他の事例ではライブハウスでの感染者数が多いことも事実。

疑い始めれば尽きることはないでしょうが、素直に国内での今後の感染にフォーカスしていると捉えたいですね。

8.ライブハウスやアーティスト側の意見・対応・現状

次にアーティストやライブハウスの方が発信している意見や対策、現状について見ていきます。

同じく、公平な視点でのコメントをつけますね。

8-1 意見・疑問

散見された意見や疑問です。

報道(もしくは政府)はライブハウスだけ言い過ぎ。満員電車はいいの?

実際の感染者数データを見る限り、報道や政府がライブハウスについて言及するのは仕方のないことだと思います。
テレビ放送がやや誘導的な場面は見かけましたが、文字媒体の大手メディアからは「ライブハウスだけ悪く言っている」印象は1度も受けませんでした。

満員電車についてはきちんと問題視されており、国から企業に対して時間をずらしての出勤などが推奨されています。
ただ、1回の接触時間が短いこと、利用の必要性が高く感染の報道が注意喚起になりにくいこと、接触者の追跡が不可能なことなどからどうしても優先度は下がるかもしれません。

ライブハウスにいただけで、別の場所で感染したかもしれないでしょ?

その可能性は0ではないです。
しかし大阪府全体の感染者数が50人程度という状況にもかかわらず、1つのライブハウスから20人を超える感染者との関連が分かっている以上、ライブハウスでの感染が原因として考えられるのはごく自然なことだと思います。

感染者が客として来ただけで、俺たちもライブハウスも悪くない。ライブは続ける

ライブをすることの良し悪しは一旦置くとして、運営・出演側に感染者はいなかったと決めつけるのは間違いではないでしょうか。
自分たちを棚に上げてお客さんをそんな風に扱う方がいることが少し悲しいです。

とくに出演者の方が若いことも多いライブハウスですので、「関係者の知り合いがみんな元気だった」としても非感染とは言い切れません。

ライブが出来なくて悲しい。早く終わって

非常に多かったです。その通りですね。

8-2 対応・現状

現在実際のライブで行われている対応や現状です。

今まで通りにライブを実施

驚いたことにコロナのことに一切触れないアーティストさんも見かけました。
その人なりの美学があるのだとは思いますが、流石にイベントを企画する側、何かを発信する側の人間として無責任が過ぎるのではないかと思います。

もしくは見えないところできちっと発信しているのかもしれません。

マスク着用、手のアルコール消毒、店内清掃を徹底したライブ実施

推奨とは言えないまでも、最も実施しやすい対策の1つだと言えるでしょう。
中には検温までしている会場もあるようです。

無観客ライブ、映像ライブの配信

有名アーティストを含め色々なライブハウスで試みが始まっている対策。

ライブとして様々な壁や妥協点はありますが、お客さんへの感染リスクが0なのは素晴らしいですね。

休業、活動休止

とてもたくさんのアーティストさん、ライブハウスさんが活動の自粛を行なっています。
早くコロナの脅威が去ることを願うばかりです。

廃業、転職

悲しいことにこれを機にライブハウスを離れた方もいらっしゃいます。
仕方のないことですが、やはり残念です。

#私の好きなライブハウス

ツイッターで誰からか始まった「ハッシュタグ」です。
色んな方々がおもいおもいにライブハウスの良いところや好きなところ、印象に残る思い出などを語っている暖かいタグです。
良ければぜひご覧ください。

9.最後に

基本的にこのサイトでは時事的なことを扱わないと決めているのですが、小さなメディア運営者として、1人の音楽好きとして、これ以上の余計な混乱を防ぐ一助になれればという想いからこの記事を書かせていただきました。

筆者の田村は音楽が好きで、自身も極々稀にライブハウスでの演奏に参加させていただいたりもしますし、数ヶ月に一度程度ですが友人の演奏を見に行くこともあります。

そして少し長いのですが最後にこの場をお借りして田村自身の意見を書かせてください。

世間で言われている通り、田村もライブハウスが活動を自粛することで感染のリスクは下がると思います。
ただ、だからといってライブハウスが平常通り営業することやアーティストがライブを企画することを批判は出来ないです。
国の休業に対する保証が充実しているわけでもない現状において、彼らも人間であり、それが生きるための仕事であり、理屈ではなくてそれを必要とする人もいるからです。

国内の10%にもあたる感染者に関与してしまったライブハウスを批判するのは簡単ですが、裏を返せば90%ほどの感染は日常生活のどこかで起こっていること。
もし活動の自粛を求めるのであれば、当然国民総出で娯楽的な外出を控えるべきですし、カラオケやジム、居酒屋などをはじめとする多くの商業施設にも同じことが言えてしまうということは頭においておいて欲しいです。
誰かの職を奪うことになる意見というのはそれだけの責任を持って発して欲しいですし、「必要性のない状況での感染」と「ライブハウスでの感染」における重みは変わらないと感じるからです。

もちろん、今後もイベントライブの運営に携わる人は会場として出来るコロナウイルス対策を徹底的にするべきですし、お客さんに対しては出来る範囲で予防をよびかける責任があると思います。
そしてそれ以上にお客さん自身、あるいはライブハウスと無縁の生活を送っている方々自身が自分で知識を身につけて、自分をコロナウイルスから守る努力をするべきだと感じます。
そもそも、元から感染していない人がいくら集まっても感染は起こらないのですから。

誰だって好き好んで批判されるようなことをしたいわけではないですし、好きで感染したりしません。
ライブハウスの運営者だって、生活と休業を天秤にかけて葛藤している人もたくさんいるでしょうし、借金をしての休業となった方もいるでしょう。
反対派の方々はどうかただ批判するだけではなくて「休業した彼らの生活はどうなるのだろう/他の娯楽と何が違うのだろう」という視点も持ってあげて下さい。

最後になりましたが対応に苦慮しながら休業したり映像ライブや消毒などの工夫を凝らしているライブハウスやアーティストの方々、本当にお疲れ様です。
まだ先行きが見えない新型コロナウイルスの流行ですが、どうかお体に気をつけてお過ごし下さい。

さて、田村自身の考えはこれくらいにして以下はコロナウイルスの予防について。

依然としてマスクが手に入りにくい状況が続いていますが、記事中でも触れた通り幸いコロナウイルスは飛沫感染と接触感染が主な感染ルートとみられているので手洗いうがいの徹底によってかなりの予防になると思われます。
また、手洗いうがいと合わせて2つおすすめしたいのが「外で自分の顔の周りを触らないこと」「少し普段より暖かくしておくこと」です。

WHOはコロナウイルスに限らず顔を頻繁に手で触る人は感染のリスクが高まると言っていますし、後者は民間療法的ですが体温が1℃違えば体の免疫による抵抗力が全く違ってくるそうです。

出来ることなら人混みを避け、栄養を取り、十分に体を休ませて免疫力を高めておくのが1番いいのですが、そうしたくてもできない場合だってたくさんあります。
現状まだ特効薬のない新型コロナウイルスを体の弱っている方やお年寄りの方に広めてしまわないように、そしてもちろん自衛のために、少しでも出来る予防対策をして過ごして下さいね。


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