2018年3月9日

トラスロッドはNG?ネックの反りの原因と確認・調整の方法

最近ギターに反りが出てきた気がするけど、ネック状態の確認や調整ってどうすれば良いの?

きっとこんな風に思ったことがある人は多いと思います。
ギターの反りをなんとなく目で見て判断することはできても、きちんとネックの状態を知ることは意外と難しいですよね。

またネックの反りと言えばトラスロッドでのリペアを連想する人も多いと思います。
田村も昔はそうだったんですが、実はトラスロッドを回さなくても反りを直せる場合があることはご存知ですか?

ギターの状態やネックが反った原因によっては、調整でギターにかかる負担をもっと減らしてやることが出来るかもしれません。

今回はネックの反りについての基本と原因から、ネックの状態確認、調整の方法までを詳しく見ていきましょう。


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1.ネックの反りって?(初心者の方へ)

ネックの反りとは色々な原因によってギターのネックが変形してしまうこと。
ネックが曲がったり、ねじれたりしてしまっていることをまとめて「反り」と呼びます。

「ネックが反ってるよ」と言われると心配になりますが、実はぜんぜん珍しくないことなので安心して下さい。

それでは、ギターと反りについてもう少し詳しく見てみましょう。


2.ネックの反りで誤解されていること

ギターのネックの反りについて、

・弦高が高ければネックが反っている
・ネックが反った時はトラスロッドで調整する

という話は聞いたことがありますか?


この2つはどちらも間違いとは言えないのですが、実は初心者の人には大きな誤解を与えてしまうかもしれません。

まずはこの2つの一体どこがいけないのかを一緒に確認していきましょう。


2-1 ネックの反りを弦高で判断してはいけない

ギターのネックが反れば弦高が変化するというのは当然のことですよね。

しかし、弦高からギターの反りを判断する癖をつけるのはあまり良くないと言えるでしょう。
例えば弦高はナット・サドルの調整や弦のテンション調整など、色々な場面でネックの反りとは関係なく変わるものです。

なので自分が調整したいのがギターの「弦高」なのか「反ってしまったネック」なのかはしっかりと判断出来るようになりましょう。


2-2 ネックが反っても無闇にトラスロッドを回さない

ギターのネックには反りを直すためのトラスロッドという鉄芯が入っていて、それを回せばネックを調整できるというのは有名な話ですよね。
特に最近のアコギ、エレキのネックにはほとんどこれが付いていると言ってもいいでしょう。


一見、誰でも手軽にネックの反りを調整出来てしまうこのトラスロッドですが、田村はあまりすぐにトラスロッドを回さないことをおすすめします。
というのも、トラスロッドはギターのネックに内側から大きな力をかけて反りを調整する道具だから。

基本的に初めから上手く扱えるものではないですし、失敗すればネックの波打ちやねじれなどを起こしてしまうことがあります。

実はネックに無理な力を加えなくても反りが直せる場合も多いので、ギターを修理調整する前にもう少しお付き合いください。


3.ネックの反りが起こる4つの原因

さて、ネックが反ると言えばギターが長い間弦に引っ張られることで起こるイメージがありますよね。
田村もずっとそのイメージを持っていました。

しかし、実際に長い間ギターを弾いていると、どうやらネックが反る理由はそれだけではないということが分かってきました。


3-1 湿度の変化による反り

以前「ギターが湿度から受ける影響と湿気乾燥への対策」でも紹介したようにギターに使われている木材は呼吸をしています。

そのため、実は極端に乾いた環境や湿気の多いところに長時間ギターを置いていると、一時的にギターのネックが変形して反ってしまうことがあるんです。

夏の梅雨でジメジメしている、雨に濡れてしまった、冬のエアコンによる乾燥、などに覚えはありませんか?

場合によりますが、このとき無理やりネックを調整すると逆効果となってしまうこともあるので注意が必要です。


3-2 温度変化による反り

湿度と同じように、気温の変化でもギターの木材は変形を起こします。
しかし、これは湿度による反りと比べると影響が小さいので、あまり心配しなくても良いでしょう。

ただし、気温は空気の湿度と大きく関係していますし、極端な温度変化はギターにも良くないので少し気をつけておいて下さい。


3-3 弦の張力による反り

ネックの反りと言えば1番にイメージするのがこの「ネックが弦の引っ張りに負けて反ってしまう」という反り方ですよね。

田村も初めはネックが反るのは弦のせいだとばかり思っていましたが、実際にはこれが原因でネックが反ることは珍しいと言えます。

長い間使っていなかったギターならともかく、1週間くらいのうちに目に見えてネックが反った場合は他の原因を考えた方が良いでしょう。


3-4 外力による反り

これはネックに外から力がかかって起こってしまう反りのことです。
例えばギターをずっと壁に立てかけていたり、ソフトケースに入れて何本も重ねて立てていたりするという方は要注意です。

不自然に力がかかっている場合が多いので、綺麗に反らずにネックがねじれてしまうこともあります。


4.ネック反りの種類と影響

さて、一言でネックが反るとは言いますが、皆さんのギターネックは一体「何反り」でしょうか?

次は反りの種類と、それによるギター演奏への影響についてみてみましょう。
※説明の画像はイメージなので、かなり大げさにしてあります。


4-1 順反り



順反りは最もよく起こる反りで、ギターネックの7〜12フレットあたりが弦に引っ張られてしなるように変形してしまうことです。
形としてはちょうど弓がツルに引っ張られているようなイメージです。

順反りが起こると弦高が高くなってしまうため、ハイポジションの押弦やタッピングが難しくなります。
新品のギターは扱いやすいように弦高が低めに調整されていることも多いので、順反り気味のギターは初心者の人にとって「かなり弾きにくいギター」になってしまうでしょう。


4-2 元起き



元起きは順反りに含めてしまう場合もありますが、ネックがボディの付け根あたりから曲がって持ち上がるように反ってしまう状態です。
見た目としてはカブトムシの角のようなイメージでしょうか。

同じ順反り方向でも、トラスロッドの仕組み上やや調整が難しくなってしまいます。


4-3 逆反り



逆反りは先ほどまでとは反対で、ギターのヘッドが弦と逆方向に下がるように変形してしまう反り方です。

少しくらい逆反りしていても演奏性に大きな影響はなく、デメリットをあげるとすれば音の迫力や音量感が落ちてしまうということでしょう。
ただし、逆反りがひどくなるとギターが音詰まりやビビりを起こして演奏自体が不可能になってしまうので要注意。

弦の張力に逆らって変形することになるので使用中のギターでは滅多に起こらず、珍しい反り方です。


4-4 ネックのねじれ



あまり聞きなれないかもしれませんが、意外と起こりやすいのがネックのねじれです。
これは文字通りネックがねじれたように変形してしまうことで、自分での修理調整はほぼ不可能です。

一般的には高音弦側が沈み込み、低音側が起き上がる方向にねじれることが多く、演奏時にやや違和感があります。
経験的には弦の張力というよりもギターの保管方法や扱いによって起こる印象です。

例えば弦が不揃い(1弦が切れているなど)の状態で長期間ギターを放置する、ギターに重いものをかぶせる、トラスロッドを大きく回す、などに心当たりがある方はそれが原因かもしれません。


4-5 ネックの波打ち

ネックの波打ちは、1本のネックの中で場所によって順反りと逆反りが混ざった状態のことです。
酷い状態のものは見たことがありませんが、演奏面ではかなり扱いづらいと思います。

起こる原因は主に木自体の性質かトラスロッドでの調整失敗です。
これも個人レベルで調整するのは難しいので、素直にリペアショップに持って行った方が良いでしょう。


5.反りの状態を確認する方法

さて、それではいよいよ自分のギターが何反りでどんな状態なのかを一緒に確認してみましょう。

ネックの反りは目で見て確認するのも良いんですが、まずは一般的な確認の方法から順番に紹介しますね。


5-1 2点を押弦して間の弦高を見る

最も正確にネックの状態を確認できるのが「ギターの1フレットとボディ側のフレットを同時に押弦して、その間の弦高を調べる」という方法。

具体的には、

・弦とフレットの間が0.6mm前後
・タップした時にカチカチ音がなる

状態であればネックは正常だと言えます。
少しわかりにくいと思うので写真を交えて見てみましょう。

※しっかりチューニングを合わせて、いつもギター弾く時の体勢で行ってください。



まずはこんな風に1フレットを左手の人差し指、ジョイント部分のフレット(写真では15フレット)を右手の小指で押さえます。



次にさっき押さえたフレット同士の真ん中あたりのフレットを右手の人差し指で軽くタップしてみましょう。



そして今度は1フレットと最終フレット(通常20〜23フレット)でも全く同じ作業をして下さい。


この時、誰かに手伝ってもらえる場合はタップ位置のフレットに定規を当てて弦高を調べてみましょう。

もちろん、1人で確認することも出来るので安心してください。
ここからはもう少し詳しい判断の方法を見ていきますね。


5-2 ネックが真っ直ぐで反りがない場合

真ん中のフレットをタップした時に弦とフレットがぶつかって、ギリギリでカチカチと音が出るくらいの状態が「ネックがまっすぐな状態」だと言えます。

具体的な数字で言えば弦高が0.5〜0.6mmであれば正常値。
ネックに反りがなければ、ジョイント部分でも最終フレットでもほぼ同じ結果になるはずです。


5-3 ネックが順反りしている場合

タップするフレットと弦の間が0.7mmより広く、ビビリ音やタッピングのようなはっきりとした音が出る場合はネックが順反りしてしまっています。

この時、

1フレットとジョイント部分の間で弦高が高ければ順反り
1フレットと最終フレットの間だけ弦高が高ければ元起き

だと判断できます。


後でしっかり紹介しますが、実は軽度の順反りは一時的なものも多いので、多少ネックが順反り気味でもあまり慌てる必要はありません。


5-4 ネックが逆反りしている場合

ネックが逆反りしていると、2点を押弦したときの弦高が0.4mm以下になってしまい、軽くタップしてもカチカチという音が出なくなります。

元起きのようにジョイント部分から逆反りが起こることはほとんどありません。


5-5 ネックにねじれや波打ちがある場合

1弦側と6弦側でネックの反り方が反対の場合はねじれ、ネックの場所によって弦高がバラバラな場合は波打ちが起こってしまっています。

一応目視でも状態を確認した上で、修理や調整はリペアマンさんに任せた方が良いでしょう。


6.目視でネックの状態を確認する方法

わずかな反りやねじれ、波打ちの場合は意外と目で見た方がネックの状態をきちんと確認できます。

ネックの元起きやその他の異常がないかをしっかり見ておきましょう。


6-1 真横から見る



目線の高さがギターと同じになるようにしながら、ギターのネックに元起きや順反り、逆反り、波打ちがないかを確認してみてください。

特にさっきの方法でチェックしにくいネックの波打ちについてはしっかり注意して確認しましょう。
ちなみにこの写真のアコギは手を加えていない状態ですが、ほんの少しだけ順反り気味なのが分かりますか?


6-2 ヘッド・ボディ側から見る



次にギターのヘッド側とボディ側からも、ネックが湾曲したりねじれて傾いたりしていないかをチェックします。

この時も目線の高さはフレットの面と水平か少し高いくらいが分かりやすいです。
フレットにアールが付いているギターの場合、写真のようにネックの片側が直線に見えるように持つのもポイントです。


6-3 裏技:写真を撮る、定規を使う

どうしても目視ではよく分からないという場合は長い直定規をネックに当ててみたり、スマホで写真を撮ってみるのも良いと思います。

目で見るだけに比べると少し分かりやすくなるので、裏技的ですがおすすめです。


7.ネックの調整方法

それではいよいよ反ってしまったギターのネックを調整していきます。
自分でネックの修理調整をする場合、2週間くらいの時間をみておくとギターへの負担を最低限におさえることが出来ますよ。

それでは早速みていきましょう。


7-1 まず数日は様子を見る

拍子抜けしてしまったらすいません。
しかし、特にギターをよく持ち歩いたり色々な環境で使用する方は、最低でも2〜3日はいつもの環境に戻して何もしないのがおすすめです。

というのも、ギターのネックは周囲の湿度や温度などの環境に大きく影響されてしまうから。
例えば蒸し暑いライブ会場、梅雨の湿気や雨、寒い冬の屋外など、普段と少し変わった状態でギターを使ったり置いたりしていませんか?


保管の仕方にもよりますが、ギターのネックは数日雨が続けば室内でも反ることがあるデリケートなものです。
逆に言えば、普段の環境にしばらく置いておくだけでギターの反りがきれいに直ってしまうことが非常に多いです。

ネックの反りに気がつくとどうしても慌ててしまいますが、まずは数日様子を見て、それで少し良くなったようならそのまま1週間くらい時間をかけて、ギターをいつものコンディションに戻してやりましょう。


7-2 弦を緩める

さて、数日いつもの環境で様子をみても全くネックの反りが良くならない場合は、ギターの弦をダルダルに緩めてみましょう。

いつも弦を張りっぱなしの人や少ししか緩めないという人は、弦を思いっきり緩めてネックのストレスを取ってやると、それだけでネックの状態が良くなる場合があります。


これは実は順反りでも逆反りでも同じで、ネックにかかっている力を一度緩めてギターを休ませてやりましょう。
間違っても「逆反りしているからいつもより弦をきつく締めてやれ」みたいなことはしないで下さい。

ちなみに、弦は普段から思いっきり緩めれば良いというものではありません。
これについては諸説ありますが、詳しくは「ギター保管で弦を緩めるメリットとデメリット」で紹介していますので、よろしければご覧になって下さい。


7-3 リペアを検討する

トラスロッドの扱いに入る前に1つだけ言わせて下さい。
ここまでで治らないネックの反りは、正直なところ修理に出してリペアマンの方に調整してもらうことをおすすめします。

というのもトラスロッドの扱いはイメージよりずっと難しいからです。
例えばここまでの内容でも、湿度変化で反った順反りをトラスロッドで無理やり調整していたらどうなっていたでしょうか?

おそらく湿度がいつも通りに戻る頃にはネックが逆反りしてしまいますよね。


またトラスロッドを急激に回しすぎるとネックにねじれや波打ちが起こってしまう場合があります。
こうなるともう素人では絶対に直せない上に、リペアの修理代金も高くなってしまうので、元も子もありませんよね。

リペアマンの方からは、「あえて反りと反対方向にトラスロッドを回す」場合があると聞いています。
今の田村にそこまでを教えられる経験と技術はありませんし、ネックはギターの命とも言える大切な部分なので、出来ればプロのリペアマンさんにお願いしましょう。

ただ、趣味として自分でリペアもやってみたい方はぜひトラスロッドを使えるようになって下さい。
それでも一度リペアマンの方に相談に行って、ノウハウをいろいろ教えてもらうといいと思います。


8.トラスロッドの基本知識

それではトラスロッドについて、まずは基本的な扱い方から一緒に見ていきましょう。


8-1 トラスロッドとは

「トラスロッドはネックの反りを調整するためのものだ」という認識の方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか?

豆知識ですが、実はトラスロッドとはギターのネックの中に入れるただの鉄の芯のことを指す言葉なんです。
ネックの反りを調整できるのは「アジャスタブルトラスロッド」など一部のトラスロッドだけになります。

ただし今はほとんどのギターにネックの反りを調整出来るタイプのトラスロッドが埋め込まれているので、これのことを単にトラスロッドと呼んでいる場合が多いです。


8-2 トラスロッドの調整口の場所

トラスロッドの場所は意外と見つけにくい場合が多いですが、大きく分けると下の3タイプの調整場所があります。


1.ヘッドの付け根


ギターヘッドの付け根にトラスロッドの先端が出ているタイプ。
カバーがある場合はネジを緩めて外し、調整します。


2.ボディの中(アコギのみ)


ボディの中(ネックのジョイント部分の裏側)にトラスロッドが出ているタイプ。
少し手が届きにくいですが、弦を緩めてサウンドホールの中で調整します。


3.ネックのジョイント部分

ネックを取り外すと、ボディとネックのジョイント部分にトラスロッドが開口しているタイプ。
どこにもトラスロッドがない場合はこのタイプかもしれません。

ただしネックのジョイント部は非常にデリケートなので、ネジだけで簡単に取れるネックでも自分では触らないほうが良いでしょう。




8-3 トラスロッドを回す方向

トラスロッドにはアジャスタブルトラスロッドを始め色々なタイプがありますが、基本的にどれも回す方向は同じです。

右回し: トラスロッドが締まる。順反りを直す場合に回す。
左回し: トラスロッドが緩む。逆反りを直す場合に回す。


8-4 トラスロッドを回す工具

トラスロッドは六角レンチを使って調整するものが主流ですが、ドライバーで調整するタイプのギターもあります。


9.トラスロッドによるネック調整の方法

さて、トラスロッドを回す時に絶対にしないで欲しいのが「ギターの反りが治るまでトラスロッドを回し続ける」ということです。

これをすると確実にネックが反対に反ってしまう上に、非常に大きな力がかかるのでネックの波打ちやねじれ、フレット割れなどを起こしてしまう場合があります。


9-1 弦をダルダルに緩める

まずはギターやトラスロッドのタイプにかかわらず、全ての弦をダルダルになるまで緩めて下さい。
こうすることで、調整のときにネックとトラスロッドにかかる負担を大きく減らしてやることができます。


9-2 トラスロッドを少しだけ回す

ネックを調整したい方向にトラスロッドを少しだけ回します。
慎重になりすぎるくらいでちょうどいいので、「こんなので良いの?」というくらい少し回してみましょう。

具体的に言えば、どれだけ酷い反りの場合でも1日に回すのは45度(四分の1回転)までの方が良いです。
ほとんどの場合それでも行きすぎくらいなので、1度に回すのはせいぜい20度〜30度までにしておきましょう。


9-3  1日は様子を見る

トラスロッドを回した後は、ギターのネックに内側から力がかかり続けている状態になります。

しかしネックの材が変形するのには時間がかかるので、最低でも丸1日、余裕があれば2日ほど様子を見てみましょう。
出来れば弦はダルダルに緩めたままの方が良いです。


9-4 弦を張って確認する

時間を置いたら弦をしっかりチューニングし直して、もう一度ネックの状態を確認してみて下さい。

これで直っていれば良いですし、まだ調整が必要な場合は再びこの作業を繰り返して行きます。


9-5 トラスロッドが回らない場合

たまに調整しようとしてもトラスロッドが固くて回らない場合がありますが、絶対に力ずくでは回さないで下さい。

中古のギターやリペア経験のあるギターの場合、トラスロッドのネジが締まりきってそれ以上調整できなくなってしまっている可能性があります。
また新品のギターでも稀に塗料などがロッドに固着してしまっている場合があります。

どちらにしても力ずくでトラスロッドを回してしまうとギターやトラスロッドをダメにしてしまう危険があるので、一度リペアマンさんに相談してみましょう。
新品のギターでトラスロッドが回らない場合は修理(交換)保証の範囲だと思うので、購入したお店に問い合わせてみて下さい。


POINT
・ネックは湿度、温度でも反る
・反りの種類は大きく5つ
・反りの確認は目視とタップで
・トラスロッドはむやみに回さない

今回はこの4点を押さえてください。

一度ギターのネックが反っていることに気がつくとどうしても気になってしまいますよね。
たしかに、重度の反りはギターにとってもプレイヤーにとっても良くない状態です。

ただ本文中でも書いたように、ほんの少ししか反っていないギターのネックを弄り回すと返ってネックを傷めてしまうことにもなりかねないので要注意。
例えば夏場などはどうしてもネックが反りやすいシーズンですが、季節に応じてネックを調整すべきなのかどうかについては諸説あります。

ネック調整のリペアはそれほど高いものではないので、これを機に一度しっかりネックを調整してもらって、「ベストな状態のネックと弾き心地」を覚えておくのも良いかもしれませんね。


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