2018年1月7日

防音室作り6日目 |隙間の補修とコーキング

防音室自作の6日目におこなった作業を写真で実況・説明する記事です。

今回は防音室の補強と大きな隙間を埋める作業から始めてコーキングで仕上げるまでの様子をご紹介します。

6日目の主な作業
・壁と天井の隙間埋め
・天井補強
・コーキング
・ドアのロック作り


スポンサーリンク

1.防音室の補修

5日目でおおよそ設計図通りの防音室が完成しましたが、いくつか修正した方が良いところが残っているので、まずはその部分を洗い出してみます。

1-1  壁や天井の隙間



板材の注文ミスによって約1cmの隙間があいてしまった天井の端。
ここだけ明らかに大きく音が漏れるようなことはありませんが、塞ぐに越したことはなさそうです。


 天井と壁板の隙間。


天井部の隙間。
これらの隙間も出来れば塞いでしまいたいですね。

1-2  ドア関係



蝶番からドアの外に貫通しているネジ。
隅っこなのでぶつかることはなさそうですが、見た目が危ないです。


ドアを閉めた状態の隙間。
実はドアはぴったり閉めても少し勝手に開き直してしまうので、内側から開かないようにロックする仕組みが必要そうです。

2.コーキング剤の調達

一通り修正したい部分が分かったら、今回の作業に必須となりそうなコーキング剤を調達に行きます。


色々調べてみたところ、こういった壁などの隙間を埋める作業をコーキング(シーリング?)と呼ぶそうで、それ専用の道具をホームセンターで調達します。

白い筒状のものがコーキング剤(ボンド社のシリコンコーク)で、塗布した後しばらくするとゴム状に硬化するそうです。(400円)
その下の黒い道具はコーキングガンといって、コーキング剤を押し出すために必要な道具だそうです。値段は安くて、200円ほど。

左のテープはついでに買ってきた養生テープです。(作業には不要)


コーキング剤の他に、家にあった木の角棒(3×3×90cm)とL字金具2つ、平金具4つを使いました。
ホームセンターで調べると、これらは合計400円もあれば調達できます。

3.天井の補強と修正

まずはコーキング作業の前に天井部分を補強して、大きな隙間も塞いでしまいます。

3-1  隙間の補修



この部分の隙間はさすがに大きすぎるので、何か木材を使って塞ぐのが良さそうです。


3cm×3cmの角柱をハメてL字金具2つで固定した様子。
角柱が反っていたこともあって少し隙間は残りますが、無いよりはずっとマシでしょう。

3-2  天井の強化



実は天井の板は真ん中の横柱にネジで止めてあるだけで、端っこの部分は柱に乗せただけの手抜き状態なので、ここをしっかりと固定していきます。


ネジで下の柱と固定した様子。


ドアの反対側の面は、柱が端っこではない上に2cmしか幅がないので難しいですが、なんとか印を付けてネジで止めました。


これだけでは物を乗せると少し板がたわんでしまうので、1番弱い部分2箇所は内側から平金具で補強しました。
これだけでも天井がかなりがっしりします。

4.コーキング作業

ここまでの補修作業で塞ぎきれなかった細い隙間はコーキング剤で塞いでいきます。

4-1  コーキングガンの使い方確認



コーキングガンとコーキング剤を使おうにも、コーキングガンには説明書らしきものが付いていなかったので、手探りで使い方を確認していきます。


まずはコーキングガンの横にある金具を引っ張って最大まで引き出した様子。
引き出す際は特にスイッチなどはないので、ただ引っ張れば良いようです。


この状態でグリップ(レバー?)を握ると、握る力に合わせて少しずつ金属の棒が前に出てくる仕掛けですね。


おそらくコーキング剤の裏側のこの部分を金具が押して、コーキング剤が押し出される仕組みなのでしょう。

4-2  コーキング剤のセット



コーキングガンの使い方がおおよそ分かったので、コーキング剤の横に書いてある説明に従ってコーキング剤を開封していきます。
写真はノズル部分を取り外してアルミの内蓋が見えている様子。


「ドライバーなどでアルミシートを破いてください」と書いてあったのですが、いざやってみるとドライバーの先にコーキング剤がべったり付いてしまいました。


どうしてくれると思いましたが、ティッシュで拭けば簡単に取れたので良かったです。


あとはノズル部分を元に戻して、先端を好みの太さにカットすれば準備完了です。


コーキングガンにセットした様子。
あとはグリップを握るだけです。

4-3  天井のコーキング



天井の隙間にコーキング剤を付けている様子。
やり方や要領が分からないので恐る恐る作業していきます。


少し作業に慣れてきた様子。
ノズルの先を隙間部分に押しつけるようにした方が上手くコーキング出来るようです。


場所によってはただコーキング剤が乗っているだけのようになってしまった部分もあります。


防音室内から確認してみるとやはり所々は隙間から光が見えています。
これではあまりコーキングの意味がありませんね。

4-4  ヘラを使ったコーキング



ひとまず今回は見た目の綺麗さよりも、きっちり隙間を埋めることが優先なので、コーキング剤のノズルをもう少し太く切り直して、思い切ってコーキング剤を塗っていきます。


さらにヘラの代わりとして、この平金具を使ってコーキング剤を整えることにしました。


隙間の上のコーキング剤を、隙間の中に押し込むようにヘラで押し付けた様子。
綺麗に仕上げたい場合はマスキングテープを貼っておくそうですが、今回は防音性重視なので気にしません。

むしろ、コーキング剤がはみ出している方が防音性能としては高そうなので、積極的にはみ出させていくことにします。


コーキングをするときは、少し多いかな?と思うくらいにコーキング剤を塗ってヘラで整えるという手順が1番良さそうです。
この方法だと防音室内から確認しても全く光が見えないくらいぴったりと隙間を埋められます。

4-5  壁(側面)のコーキング



天井の上が一通りコーキング出来たら、今度は壁と天井の隙間を埋めていきます。


この頃にはコーキングガンの扱いにも少し慣れてきて、中々綺麗にコーキング出来ました。
隙間がこれくらい大きい場合は、まずノズルを隙間に押し付けて、隙間の中にコーキング剤を充填していき、外にはみ出してきたコーキング剤をヘラで潰すようにして隙間を埋めると上手くいきます。

4-6  天井の再コーキング



コーキング剤の扱い方もだいぶ分かったので、天井のコーキングをさらに手厚くします。


最終的にここまでしっかりコーキング剤を塗りました。
天井部だけは防音室内に吸音材が付いていないというのも天井のコーキングを厚めにした大きな理由です。


天井を手厚くコーキングしても、まだまだコーキング剤は残っているようなので、さらに他の隙間もコーキングしていくことにします。

4-7  壁側のコーキング



部屋の壁と防音室の壁の間の手が届かない隙間をコーキングしたいのですが、防音室自体を動かすことはもはや出来ません。


防音室の内側から確認すると、内壁パネルを無理やり押し曲げれば中からコーキング出来そうです。


無事にコーキング出来ました。
これで主な隙間は全てコーキング出来た事になります。

4-8  細かい隙間と壁同士のコーキング



あとは、ほとんど隙間とは呼べないような木材のつなぎ目をコーキング剤で覆っていきます。


横向きのコーキングに失敗してコーキング剤が垂れてしまった様子。


ティッシュでふき取るとこんな風に伸びてしまったので、失敗した場合は乾いてから剥がす方が良いのかもしれませんね。


5日目にも見た通り、壁同士のつなぎ目の裏には柱があるのでここは実質隙間ではないのですが、一応ここにもコーキングをしておきます。


縦のつなぎ目と角も全てコーキングして、いよいよコーキングする場所が無くなってしまいました。


コーキング剤がまだ余っているので、天井は中からもコーキングする事にします。


上向きは難しそうですが、やってみると意外と簡単に作業ができました。


防音室の内側になる部分なので、少しコーキング剤の量は控えめにしてあります。

4-9  ネジのコーキング



これはもはやコーキングとは呼べませんが、ドアから突き出していたネジもコーキング剤で包んでしまうことにします。


コーキング剤がどのくらい硬くなるか分かりませんが、少なくとも服などが引っかかって破れたりすることはなくなりそうです。

4-10  コーキング剤の保存



思いつく限り全ての場所をコーキングしてもまだコーキング剤が余ってしまったので、一応なるべく乾かないように保存しておこうと思います。


コーキング剤の先をラップで包んだ様子。


ラップを養生テープで止めて、上からさらにラップで包んで養生テープで止めておきました。


コーキング剤をもう一度使うことがあるのか、そしてラップ程度でコーキング剤が保存できているのかは全くの謎です。
コーキング剤は湿度と反応して約1週間ほどで硬化するそうです。

5.ドアノブのロック作り

次は防音室のドアに内側からのロックを取り付けます。


せっかくドアノブを付けても、ドアが勝手に開いてしまったのでは全く意味がないので、なんとかしてロックする方法を考える必要があります。


そこで使うことにしたのが、先ほどまでヘラとして活躍していた平金具です。


仕組みは至って簡単で、平金具が動かせる程度にネジで固定して、ドア横の柱に引っ掛けてロックするという仕掛けです。
これでしっかりとドアを閉めることができます。

6日目の作業はここまでで、大きな木材はもう無いので片付けは工具類を整理するだけです。


POINT
6日目はコーキングという田村にとっては耳にするのも初めての作業でした。

コーキング剤を使っている時は部屋中が科学系の匂いでいっぱいになるので、窓を開けておきましょう。
ちなみに田村は排気ガスの匂いだと一瞬で気持ち悪くなりますが、コーキング剤で気持ち悪くなることは有りませんでした。

7日目は端材を使って防音室の吸音性を強化して、機材類を搬入して完成です。



スポンサーリンク
広告と関連記事(by google)