2018年1月7日

防音室作り4日目① |柱の組み立てとジョイントマット設置

防音室自作の4日目(前半)におこなった作業を写真で実況・説明する記事です。

今回は部屋にジョイントマットを敷くところから始めて、柱を組み立てるときの様子までをご紹介します。

4日目前半の主な作業
・ジョイントマット設置
・柱の組み立て
・ドアの戸当たり作り


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1.ジョイントマット敷き

まずは防音室を設置する場所を掃除して、ジョイントマットを敷くところからスタートです。

1-1  ジョイントマットで床の養生



防音室を組み立てる場所を掃除した様子。
今回の防音室は自作とは言っても完成すれば90kg前後の重さになるので、床には養生のために硬めで厚みのあるジョイントマット(カーペット)を敷いていきます。

1-2  ジョイントマットの遮音と吸音



カーペットは床の傷を防いで、少し吸音もしてくれたら良いなくらいの気持ちで買ったんですが、今回使うジョイントマットは遮音等級が1級だそうです。
遮音等級の基準は分かりませんが、よく考えると床はかなり音の伝達をしやすい部分なので、床を伝う音漏れを軽減してくれるのなら願ってもないことです。

1-3  ジョイントマットのつなぎ目



ジョイントマットは正方形のマットの端に凹凸が付いていて、それをお互いはめ込むようにして自由に連結していくことができる優れもののマット(カーペット)です。

つなぎ目は多少でこぼこになるのかと思っていたら、写真のように見てもほとんど分からないくらいピッタリはめ込むことが出来ました。
つなぎ目を撫でて触っても分からないレベルです。

1-4  ジョイントマットを全て敷く



まずは1袋目(8枚)を敷いた様子。
マット同士はとても簡単につなぐことが出来ます。


今回は防音室の下に合計16枚(180cm×180cm範囲)のジョイントマットを敷きました。

2.組み立て準備

恐らく一度柱を組み上げてしまうと板材の移動と運び出しが難しくなってしまうので、先に木材の置き場所を整理しておきます。


まず、柱材は一度ジョイントマットの上に並べて置きます。


そして板は取りやすいように隣の部屋に立て掛けておきます。
(養生シートを折り曲げて置き場所にしました。)


これで防音室を組み立てる部屋がすっきりしましたね。

3.柱の枠組み作り

いよいよジョイントマットの上に柱を組み立てていきます。

3-1  大まかな配置



まずはドアを取り付ける面の柱を、軽く角を合わせながら配置します。

3-2  4隅の仮止め



柱の固定は32mmのネジを使って行います。


柱同士の角をぴったり合わせた様子。
少し分かりにくいですが、写真は柱2本が重なった状態です。


角をしっかり合わせたら真ん中の1つだけをネジで止めます。


同じ作業を柱の枠組みの4隅で行なっていきます。
この時、写真のようにしっかり体重をかけて木材を押さえておくと、一回で綺麗にネジを締めることができました。

※押さえ方が不十分だと木材同士の間に隙間が空いてしまいますが、一度ネジを抜いて止め直せばキレイにくっつけることが出来ます。

3-3  真ん中の柱の仮止め



4隅の角をしっかり合わせて1本ずつネジが打てたら、今度は真ん中の柱も同じように仮止めしていきます。


写真ではかなりわかりにくいですが、ネジを止める柱の縁に、下に来る柱の位置が薄っすらと書いてあるので、それと下の柱をしっかり合わせます。
(両端と真ん中の位置にえんぴつで小さな点が書いてあります)


そして柱同士がぴったり合わせられたら、真ん中の穴をネジで仮止めします。


反対側も同じように柱を合わせてネジを締めれば、枠組み全体の仮止め完了です。

3-4  柱の本止め



本止めという言葉が正しいかは分かりませんが、もう一度柱の角をしっかり合わせながら今度はしっかりと5本全てのネジを締めていきます。

仮止めの時と同じでまず4隅を固定していき、最後に真ん中の柱もしっかり固定しました。

4.柱の連結部の仮止め

次は枠組み同士の連結に使う柱をネジで仮止めしていきます。


今回の柱の組み立ては、今作ったような枠組みをもう1つ作ってそれを横向きの柱で連結して行うんですが、恐らくその作業は1人ではかなり難しいです。
なので、先に一度連結用の柱をネジで止めてしまうことにしました。


先に仮止めするのも少し無理があるんですが、なんとか柱を枠組みの角にぴったり押し付けながらネジを締めます。


ある程度深くネジを締めた様子。
こうすれば一度ネジを抜いても簡単に同じようにネジが打てるので、ネジは一旦外して連結用の柱も取ってしまいました。

少し大変ですがこれと同じ作業を4隅で行います。

5.ドアの戸当たり作り

次はドアの戸当たり部分を作っていきます。


後で壁を組み立てる時にドアと枠組みの間に隙間が出来てしまわないように、柱の端材を使って防音室のドアの戸当たりを作っていきます。

5-1  端材の固定



まずはドアの下側になる柱の隙間に端材を1つ差し込みます。
同じ種類の柱材なので、何もしなくても幅や高さがぴったりですね。


これをネジで固定します。
1日目の作業ではネジ4本で止める予定で穴をあけていたんですが、対角線に2つでも十分そうです。

5-2  端材のカット



残った隙間にも端材を差し込みますが、流石に横幅までぴったりとは行かないので、鉛筆で印を付けてノコギリで切ってしまいます。


ノコギリを使うときは切る木材をしっかり押さえることと、新聞を敷くことを忘れないようにしましょう。
気持ち(1〜2mm)必要なサイズより短く切っておくといいと思います。
(少し長いと、上手くハマらない上に、何かで削る必要があるため)


端材を切り終わった様子。
どうやら上手くハマりそうです。
ぴったりに見えますがほんの少し隙間が空いています。

5-3  ノコギリで切る手順



先ほどと同じ手順でドアの上側用の端材を切った時の様子です。
まずは切りたい木材を足で踏んでしっかりと押さえます。


次に角の部分から鉛筆の線に合わせてノコギリで切っていきます。
ノコギリは手前に引っ張る時に切れる仕組みですが、あまり力を入れすぎると刃が引っかかって切れないので適度な力加減が必要でした。


正しい切り方なのかは分からないんですが、途中で刃がずれたり斜めに切れたら嫌なので、ある程度の切り込みが入ったら刃を寝かせて、鉛筆の線の上を少し切りすすめます。


一応これくらい(数ミリ程度)の溝があると、何も考えなくてもまっすぐ切れるようです。


後は再び角からどんどん切りすすめていきます。


これでドアの上下両方の端材がカット出来ました。

5-4  戸当たり完成



上からで見えにくいですが、端材をそれぞれネジで止めて戸当たりが出来た様子です。


これでドアを取り付ける面の柱組みは完成です。

6.反対側の枠組み作り

反対側の柱は、左右が逆になることと戸当たりが要らないことを除けばドア側と全く同じ作り方ですが、少しイレギュラーがあったのでそこだけ載せておきます。

6-1  木の反りへの対応



ドア側と同じように4隅をネジ1本ずつで仮止めして行った時、最後の角は柱が反って歪んでしまい、浮き上がった状態になってしまいました。
ホームセンターで柱材を選ぶ時にはなるべく反りの少ないものを選んだつもりですが、やはり数本は反った木材が混ざってしまいます。


浮き上がった部分の柱は無理やり体重で矯正しながら角を合わせて、この状態でネジを締めます。


なんとかネジが止まった様子。
恐らく柱自体のたわみまでは治せませんが、こうすればかなり反りの影響を軽減できるはずです。

後はドア側と同じように柱組みを作っていき、連結用の横柱を一度仮止めする作業も忘れずに行いました。

7.柱の枠組みの連結

柱の枠組みが両方完成したら、次はそれを繋いで行く作業です。


柱の枠組みが2面完成すると、防音室を自作している雰囲気が出てきましたね。
次はこの枠組み同士を横柱で連結していく作業です。

この時組み立ての向きを間違えてしまうと、サイズ的に絶対に部屋の中で回転させたり出来ないので、もう一度ノートの設計図を見てよく確認します。

7-1  連結用の横柱取り付け



まずはドアと反対側の枠組みの下側に、連結用の横柱をネジ1本ずつで固定します。
このとき1人で組み立てる都合上、枠組みは壁に立てかけて、まだ使っていない柱材を真ん中(写真手前)に噛ませて安定させて作業をしていきます。


写真では見えませんが、連結用の横柱を2本とも固定すると枠組みが自立しました。
(床の真ん中の柱は置いてあるだけで、今これを取ると枠組みが倒れてきます。)

7-2  枠組み下部の連結



先ほどドアと反対側の枠組みに取り付けた横柱を、今度はドア側の枠組みと連結していきます。
ドア側の柱組みは壁に立て掛けることができないので、体を使って押さえながら横柱と接続してネジで固定します。

この作業は誰かに手伝ってもらうと楽ですよ。


片側の横柱をネジ1本で固定した様子。
この時点でドア側の壁も自立しました。
(不安定で、恐らく少し押せば倒れます。)


ドア側の枠組みが自立したので、反対側は楽に作業できました。
枠組みの下側だけ連結した時点で、思ったより骨組みとしての安定感があります。

7-3  上側の横柱の連結



次は上側も横柱で連結させていきます。
下側より楽かと思いきや、柱を持ち上げならネジを止めることになるのでかなり難しいです。
写真までは取れませんでしたが、肩で横柱を支えながら作業しました。


なんとか両方の仮連結が終わった様子。
だいぶ防音室の形が見えてきましたね。
安定させるために床で噛ませていた柱材は、この時に外してしまいます。

8.連結面の柱取り付け

今連結した面は間に一切柱がないので、中間の位置に柱を立てて補強していきます。

8-1  支柱取り付け



先ほど枠組み同士を連結して出来た面にも、真ん中の支柱を取り付けた様子。
柱の骨組み自体はもうしっかり出来ているので、この作業は楽に進みます。


反対側にも支柱を取り付けた様子。
この時に、ネジ1本ずつで仮止めしていた連結用の柱は、ネジ3本ずつでしっかり固定しました。

8-2  天井用の柱の取り付け



最後に、先ほど立てた2本の支柱の間に天井用の横柱を取り付けます。
写真はまだ置いてあるだけですが、気持ち良いくらいぴったりのサイズでした。
木材カットをしてくれたホームセンターの店員さんに感謝です。


横柱の固定は金具を使っても良いんですが、今回は節約のために柱の端材に穴をあけて代用します。


端材で支柱と天井の横柱を止めた様子。


反対側も同じように固定して、ついに防音室の柱組み完成です。

8-3  名前シールの取り外し



柱に貼り付けていた名前とサイズの書いたテープは外して、目立たないところにマジックペンで書き直しておきました。

POINT
4日目前半はここまでで、後半は柱に壁を取り付けていきます。
柱の組み立ては少々難しいところもありましたが、ほぼ設計で考えていた通りの作業で進めることができました。
気持ち的にも、精密に長さを測る必要があった3日目までよりも楽に作業出来ます。

後半は少し短めですが壁や吸音材の組み立て作業です。



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