2018年1月7日

防音室作り2日目 |壁紙の準備と板材の穴あけ

防音室自作の2日目におこなった作業を写真で実況・説明する記事です。

今回はホームセンターの店員さんが大量の針葉樹合板を配達してくれたところから始めて、壁紙用の模造紙に線を引いたり、壁板に穴をあけたりした時の様子をご紹介します。

2日目の主な作業
・遮音板(針葉樹板)到着
・壁紙(模造紙)の線引き
・壁板の名前付け、穴あけ
・ドアの蝶番用の彫り込み作り
・端材のジョイント作り
・天井用の板の注文ミス発覚


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1.板の到着と運び入れ

2日目は先に防音室の部屋と隣の部屋を作業できるように準備しておいて、1日目に頼んでおいた針葉樹合板の到着とともに作業スタートです。

1-1  遮音板の到着

朝の9時過ぎ頃。
ホームセンターのおじさんが、1日目にカットしてくれた遮音用の針葉樹合板を、大型の台車に乗せて玄関先まで届けてくれました。


さすがに家の中まで運び入れてもらうのは申し訳ないので、玄関先に板を降ろしてもらった様子。


こうして並べるとかなりの量ですね。
総重量は90〜100kgほど。
ホームセンターのおじさんも「こんな量何に使うの?」と不思議そうでした。

この量の針葉樹合板を自分で、小さなアルミ台車で家まで運んでいたら一体何往復必要だったのでしょう?

1-2  板の運び入れ

玄関先に降ろしてもらった針葉樹合板を隣の部屋の養生シートの上に運び入れていきます。


狭い廊下を大きな板を持って動き回るので、面倒でも1枚ずつ運び入れていきました。
多少トゲがあることもあって、手袋を使っています。

2.壁紙(模造紙)の線引き

針葉樹合板は一旦隣の部屋に置いておいて、防音室の部屋で壁紙用の模造紙に線を引いていきます。

2-1  模造紙の固定



いざ筒状の模造紙を開封したものの、長い間丸めてあった模造紙は床に広げてもまたすぐに丸まってしまいます。


実は最初に設計を考えている時に「4隅をテープで止めると綺麗に模造紙が貼れる」という記事をインターネットで見たことがあったので、試しに4隅をテープで固定してみました。
この時、模造紙を斜めに引っ張るように貼り付けると簡単にきれいに伸ばせるそうです。

2-2  長い直線引き



模造紙の横幅(90cm)を真っ直ぐに線引き出来るような長い定規がなかったので、線を引くときはメジャーも床に固定して引いていきます。


模造紙からテープを剥がす時は、かなり気を使わないと破れてしまいそうでした。
線が引き終わった模造紙は再び丸めておきます。
(小さくサイズを書いておきましょう)

2-3  テープなしで模造紙を広げる



3枚目の線引きで気付いたんですが、丸まってしまう面を床に向けて模造紙を広げるとテープで固定しなくても丸まるのを防ぐことが出来るようです。

3.材料調達③

1日目と含めて3度目の材料調達です。

3-1  グラスウール吸音材とプラダン



防音室内の吸音に使用するグラスウール(2800円)と内壁用のプラダン(200円)を買ってきました。
どちらも軽いのですが、大きくてかさばるので板と一緒に配達してもらえばよかったですね。

3-2  照明器具



防音室内の照明に使うソケット付きコード(600円)と電球(700円)です。
後で見つけたんですが、電球の方はなんと100均でも似たようなものが売っていました。

スプレーボトル(100円)は模造紙の貼り付けに使う予定です。
(しかし実は思ったように上手く使えませんでした)

4.ボンド水作り

ペットボトルとボンドを使って3日目に使うボンド水を作っておきます。


模造紙の貼り付けに使うためのボンド水を用意した時の様子。
作ったボンド水はスプレーボトルに入れて使うつもりだったんですが、これは悲しいことに失敗に終わってしまうのでダイジェスト化して次にいきましょう。

5.板材の穴あけ

次は外壁の遮音材として使う針葉樹合板に穴をあけていきます。

5-1  穴あけ用の土台



ドリルで穴をあけるためには木材を床から浮かせる必要があります。
今回は1日目に柱材の穴をあけた時とは違って木材が大きいので、柱用の木材を2組丸ごと土台として使用しました。


実際に板を置いてみた様子。
下が見えないので、間違って柱ごと穴を開けてしまわないように注意が必要そうですね。

5-2  板材の名前付け



柱材の時と同じくサイズと、どこの壁にどんな向きで使うのかをテープに書き込んで貼り付けます。(針葉樹合板には綺麗な面と少しザラついた面があるようです。)
板材は上に積み重ねることになるので、付箋や見出しシールのイメージでテープを横にはみ出させて折り曲げてみました。

5-3  木くず受け



今回は板が大きくて穴をあける場所の下に新聞を敷けないので、新聞紙をテープで止めて簡単な移動式の木くず受けを作りました。


こんな風に板自体は動かさずに、木くず受けとドリルを作業場所に持っていって使います。

5-4  印つけと穴あけ



これで準備が整ったので、設計図通りの場所に印をつけて穴をあけていきます。
今回の印付けは横着せずに1枚ずつやるしかなさそうです。

1日目の反省をふまえて、今回は手袋をしてドリルを使いました。


端っこ1cmの位置などは割れたりしないか心配でしたが、ドリルなら大丈夫なようです。
今回も数が多いですが、この作業をすべての板に行ないます。

6.ドアの蝶番用の彫り込み

次はドアに蝶番(ちょうつがい)という金具を取り付けるための彫り込みを作っていきます。


ドア用の板は固定しないので特に穴をあける必要はありませんが、そのままでは蝶番の厚さ分だけドアに隙間が開いてしまうので、これを対策していきます。

6-1  使用した彫刻刀



今回は昔学校の美術(図工?)の授業で使っていた彫刻刀を使うことにしました。
刃先は丸、角、平、カッター?の形をした4種類が入っています。

調べたところ、この彫刻刀は今でも文房具屋さんで500円ほどで手に入るようです。

6-2  彫り込み作り(1つ目)



まずは蝶番を取り付ける位置に鉛筆で型をとります。


本当に久しぶりに彫刻刀を握りますが、針葉樹合板は思っていたよりも柔らかくて、楽に削ることが出来ました。
削るときは木の筋の方向に沿って削ると楽に、綺麗に削れるようです。


試行錯誤しながらなんとか蝶番型の窪みが出来た様子。


試しに蝶番を置いて横から見ると蝶番がこんな風にぴったりとはまります。
2つ目は説明もかねてもう少し効率的な削り方を目指してみます。

6-3  彫り込み作り(2つ目)



まずは鉛筆の下書きを角のついた彫刻刀で少し深めに削ります。
(こうすることで勢いあまって余分に削ってしまうのを防ぐ狙いです。)


そしてその枠の内側を丸みのある彫刻刀で木目に沿ってどんどん削っていきます。
純粋に深く削るのにはこのタイプが1番使いやすかったです。


丸みのある彫刻刀で大まかに削れたら、一度ストップです。
このままでは削ったところが波うってでこぼこですね。


今度は平らな刃の彫刻刀で表面のでこぼこを平らにしてやります。


だいぶ綺麗になってきました。


最後に、彫り込みの角や縁の部分は丸みが残ってしまいやすいので角ばった彫刻刀でしっかり角を付けていきます。
これであとは蝶番をはめてみるだけです。


少しわかりにくいのですが、1つ目に比べて随分楽にきれいに出来ました。

7.大きな板の穴あけ終了

これでドアも含めて大きな板はすべて下準備が完了しました。


板材に貼った名前シールは積み重ねてもこんな風に見えるので、一目で探してる板が見つかって便利です。(ただし取り出しは大変)

8.端材を使った天井

天井の半分弱の面には節約のために端材を組み合わせて使うので、その部分を確認していきます。

8-1  天井材のミス発覚



天井に使う端材を並べた時の様子。
一目でわかりますが左手前の板が明らかに長くはみ出してしまっています。

さらに、天井のもう半分を覆う大きな板は長さを1cm短く注文してしまっていたことも分かり、天井部分でミスの嵐に見舞われます。

8-2  ミスの原因

まずは長くはみ出してしまった板は、カットの時に端材部分の長さを書き込まなかったことによるものです。


写真の真ん中の例のように必要な木材には長さを書いて、端材部は黒で塗っておかないと、カットの順番によって端材の長さが変わってしまいます。
使う木材の長さは横着せずにきちんと書き込みましょう。
(田村の場合メインの板以外の部分は、切り取り線は書いたものの斜線で塗ってしまった)

また、天井用の大きな板を1cm短くしてしまったのは本当にただの注意不足で、設計図では「150cmが4枚、151cmが1枚」となっている部分を「150cmが5枚」で注文してしまったようです。

8-3  ミスへの対処

ひとまず長い木材に関しては後日切ることにし、短くなってしまった木材はどうしようもないので、組み立ててからなんとか修正することにしました。

短い部分をどうズラして組み立てるかを考えながら、天井の端材にも穴をあけて一旦次に進みます。

9.端材を使った壁

天井と同じように壁も一部は端材を組み合わせて使うので、サイズや固定方法などを確認してみます。


端材を実際に並べてみると壁の方は長さも幅も予想通りで少し安心しました。


壁用の端材はこんな風に柱の端材に穴をあけてネジで固定する予定です。
天井と壁を端材無しで作るとあと2枚針葉樹合板を買う必要があるので節約効果大です。

10.片付け

この辺りで時間がなくなってきたので、木材や家具を防音室の部屋に戻していきます。


まず木くず受けは1日目と同じく丸めてテープで止めてしまいましょう。


次に、板材は次回組み立てる時どんな順番で使うかを考えながら板を積んでいきます。
(順番を変えて取り出すのは大変そうなので)


柱材は1日目と同じで、少しでも反りがマシになるように綺麗に並べておきましょう。


後は上に色々なものを置いて、重石代わりにしておきます。


最後に家具や他の材料を運び込んで2日目の作業は終了。
1日目よりも広くスペースが残せました。


片付けついでに、放っておくと丸まってしまう模造紙を伸ばしておくことにします。


模造紙を全て広げて床の上に重ねた様子。


模造紙の上には隣の部屋の養生に使っていたプラダンを被せ、せっかくの壁紙がしわくちゃになるのを防ぎます。
今日はこの上に布団を敷いて寝るので、少しは丸まりグセが取れるといいのですが。

POINT
2日目はなかなか順調に作業を進められたんですが、天井のサイズミスが分かった時は本当にどうしようかと思いました。
天井のミスの詳細は5日目、6日目あたりの記事で登場します。

3日目は内装材系の準備を、前後半に分けてお伝えします。



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